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しかし、この部屋は大層老朽化しているため、一歩歩く度に床がギシギシと悲鳴をあげてしまうのだ。
これでは、行こうとしても簡単に相手に見つかってしまう。
では、他に解決策はないのだろうか?
うーんうーんと考える。さらにひたすら考える。
そして色々考えてから何十分経ったか。
僕は次第に足がしびれ、座っているのが、段々疲れてきた。
--どうしよう。これじゃ本格的に足が痺れるのも時間の問題だ。
周囲を見渡しまた何か考えを巡らす。
一旦出直してこようか、そうしたら足が治ってるだろうからまた見に来れる。
それとも、這いつくばりながら、研究者の元まで行ってみようか。寝ながらだからきっと音はしないかも。
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