エピローグ

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彼女の庭に彼女の死体を埋めた。 それは今もそこにある。 まだ見つかっていないのは、雨が、風が、陽の光 が、どんな方法よりも完璧に風化し隠蔽しちゃっ たからだと思う。 もう2度と訪れることのない時間は、今日も木立を すり抜け遠くへと過ぎ去っていく。 fin.
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