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あのころは、まだ普通に歩けたばあちゃん。
僕は幼少の頃からヤンチャで、ちょっと目を離すとちょろちょろといろんな所へ行ってしまう。
母は仕事をしていたから、面倒見てくれていたのはばあちゃん。
たまーにお弁当を持って、線路沿いを一緒に歩くのが好きだった。
道はあるが、コンクリートではない道で、車は通らないからシートを敷いて
一緒に食べる。自分何をしゃべっていたのかは覚えてないが、
きっと僕は自慢話をして、ばあちゃんは嬉しそうに話を聞いている・・
そんななにげない繰り返しだった。僕はもちろんばあちゃんが大好きだ。
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