恋人

2/42
前へ
/501ページ
次へ
「一緒にご飯行きたい!!」 ヒカルちゃんに言われて行く事にした。 だって、断る理由がない。 腕を組まれ、一緒に移動。 「何食べたい?」 「んー、ヒカルちゃんの好みでいいよ?」 「じゃあ・・・ステーキ!」 「食いたい!!」 それに良輔が飛びつく。 肉が食べたかったらしい。 食事しながら、ずっと会話をしていた。 二人は高校2年生なんだ。 高校も同じで、付き合って1年らしい。 私もユウ君と仲良くなって、全員で連絡先を交換をした。 「プロのモデルとメル友って凄くない?」 良輔に言うと、ユウ君に言われた。 「もう十分にプロのモデルじゃん、二人とも」 「・・・え?」 私はユウ君を見てしまった。 「気付いてないの? 二人の職業は、学生兼モデルなの」 ヒカルちゃんに言われて、良輔が言った。 「今気づいた」 私もだ。 そうだよ。 モデルして謝礼を貰ってる。 これはもう、完全な仕事なんだって。
/501ページ

最初のコメントを投稿しよう!

90人が本棚に入れています
本棚に追加