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「なっちゃん、大丈夫？」
急いでティッシュを渡す。
「す、す、好きって？
なななんで、そんななんで」
相当なテンパり様に笑ってしまう。
「最初の撮影の時に、ずっと俊輔さんを見てたし好きなんだってすぐに分かった。
もしかして付き合ってるんですか？」
「つ？つ、つっ、付き合うなんて、そそそんなの！」
首を横に振っていて、顔が真っ赤なんだけど。
酔ってるわけでもないのに、凄い事になってる。
「俊輔さん、彼女居ないから頑張ってみたらどうですか？
なっちゃんなら大丈夫だと思うから。
私、応援するね」
「優輝ちゃん・・・」
いきなり泣き出すなっちゃん。
今度は私がテンパる。
なんで泣いてるのか分からないんだもん。
でも、俊輔さんとなっちゃん。
二人とも優しいし性格もいいから、お似合いだと思うんだよね。
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