1弾 愉快な仲間たち

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私は夢から覚めた。 パジャマは汗でグッしょっりで気持ちが悪い。 だが、そんなことよりもさっきの夢の続きが気になってしょうがない。 何より、あの夢に何故私がいた? ため息がもれる。 「はぁ。どんなに考えてもわかる訳ないし、諦めよ!」 切り替えがはやすぎた。 私は寝室のベッドから立ち上がり、リビングを抜け、風呂場に直行。 服は、歩きながらそこら辺に放り投げる始末。 キュッキュッシャワー。 「ふぁ~気持ちいい!汗かいたらやっぱりシャワーよね。」 本音がもれる。 では、このシャワー中に自己紹介といこうか。 私の名前は栖桜 優奈。 髪は桜、瞳は紅、と私でも不思議に思ってしまう色をしている。 髪型はロング。 身長は、160から170センチくらいだと思う。 曖昧なのは、身体測定とやらをいつもほったらかしているためである。 身体つきはでるとこはでているので、問題なし。 顔つきは、自分でいうのは恥ずかしいのだが、モテるというのは確かである。 東京武偵高校2年。 武偵って?聞く人がいるかもしれないので、大ざっぱに説明を…。 武偵とは、凶悪犯罪が多発している今、それを抑制するための武装集団? 武偵法が許す範囲内であればどんなことでもやらかす。
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