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ここはVIP市にあるVIP公園。ちょっと広い砂場と青いベンチ以外は遊具も無く、暇な高校生のたまり場と化していた。
そんな公園のベンチに、一人の冴えない男が一人。VIP市にある高校に通う男子高校生、鬱田ドクオである。
通称はドクオ。彼は夏休みに入ってから、昼間はずっとこの公園で時間を潰していた。
('A`)「あーだりぃ」
('A`)「今日は終戦記念日だっけ……あ、そういえばカゲロウデイズもこの日だった」
('A`)「まぁ終戦記念日の方が重要だから、だからなんだって話だな」
('A`)「病気になるほどの日差しじゃなく、むしろ曇りだし」
('∀`)「しかも俺の場合、一緒に駄弁る可愛い幼馴染もいないというwww」
('A`)
('A`)「はぁ、一人で何を言ってんだろう、俺」
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