4416人が本棚に入れています
本棚に追加
その日午後の授業に入り内海先生がその時間 臨時教師で入る事になる
…どうしよう…一体どんな態度で接っすれっつーんだよ!
チラリと斜め後ろに座る南雲を見るとヤツも顔を上げて俺を見た…
でも…こいつは何があったか知らないわけだし…相変わらずの無表情で俺を見ている…
たぶん…スパルタで怖がっているくらいにしか思ってないだろう…諦めて顔を前に向けて俯いた…
教壇を見ることも出来ずに一人で不安と闘っていた…誰も助けてくれない…
「えーっと!初授業なので最初に名前だけ端から自己紹介してってくれるかな?」
え…自己紹介…?
俺も…先生に自己紹介!?
そんなの…いやだ…目合わせたくない!!
俺の気持ちとは裏腹にみんな楽しそうに順々に名前を名乗っていった
最初のコメントを投稿しよう!