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しばらくの間…探るように俺を見ていたけど先生もニコリと笑い返した
その笑顔が二通り意味の取れるものだったけど敢えて俺の嘘を信じた方に受け止めた
「本当にもう起きれるから」
「そう…あんまり無理しちゃダメだよ…」
お優しい言葉だこと！よくも俺にそんな言葉かけられるよな！
…俺にまで良き教師気取ってるつもりか!？
今さらバレバレなんだよ!!
まっ俺にコビ売りたい気持ちも分かんなくはねぇけどな！
ちょっとだけ先生を蔑んだ頃、女医先生が戻ってきた
「内海先生！次の時間はここにいてもいいって許可されましたよ」
「あっ！ごめん…俺もう大丈夫だから教室戻るよ」
「では…僕も職員室に…」
えぇー!？っと残念がる女医先生だけど…あんた目当てじゃないんだって!!
そのまま保健室を出るとお互い左右に別れて教室に戻った
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