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『まったく…お前と2日連続で話すことになるとはな!』
「嬉しいだろ?俺様と話せて!」
『ばかかっ!』
あははっと笑うと安心したように優しい口調で応えた
『なんか元気そうだな?そういや…お前保健室行ってたけど…アイツから避けるためじゃねぇよな?』
ゔっ…
さすが野性の勘は鋭い…その通りだけど…
「いや…ホントに具合悪かったんだって!お前が思うより俺 全然ヤツなんか気にしてねぇし!」
『そうか…?』
そうさ!だって俺の方が有利な立場だし…先生だって俺を避けてるんだから…
もうあんな事は…絶対起こらない
あの時…襲われそうになった恐怖を思い出してブルッと震えた…
大丈夫… これ以上気にするのは止めよう…
俺が変に先生を避けたりすると南雲が気にする…
スパルタで怖がってると思ってるんだからそれでいい
変に勘繰られたりしたくはない
もう…関係ないんだから…
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