4414人が本棚に入れています
本棚に追加
「……………。」
近すぎて…喉元しか視界に入らなかったけど恐る恐る目を上に向けると俺を見下ろす南雲が立っている
「なんで入んねぇんだよ?」
先に声を掛けられて返す言葉が見つからない…
「…べつに…」
なんとかそれだけ言うと立ちすくんでいる俺の横を通って教室へと入って行った
…怒ってるのかな…
とぼとぼと教室に入るが昨日と違って…南雲の視線は感じられない…
やっぱ…怒ってるよな
シュン…と落ち込んだまま授業開始のチャイムが鳴った
最初のコメントを投稿しよう!