4414人が本棚に入れています
本棚に追加
暗い夜の道…
前を歩く南雲の後について行く
見馴れた背中…でも何を考えているのかは読み取れない
お互い黙ったまましばらく歩き続けると公園に着いた
こんな時間に誰もいない…シーンとする公園に入るとやっと南雲から口を開いた
「桐野…ベンチに座るか?」
「……ん…」
そう応えると近くのベンチに腰を下ろした
「…………。」
「…………。」
やっぱ沈黙…
なんかケンカした恋人同士みたいだな…
そんなくだらない事をボーッと考えていたけど意を決したように南雲が俺に振り向いた
最初のコメントを投稿しよう!