≪ 好きだ ≫

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「はよ!やっぱお前らか…二人で歩いてるから見間違いかと思ったぜ」 目を真ん丸くして驚いたように俺たちを見ると…やっと回りの視線に気付いた! 俺と南雲が仲良く話しながら登校してるんだからビックリするよな… 「あ…あのぉ…これはさっ!…えっと…」 全く気にもしていなかったから言い訳が出てこない… 「誤解すんな杉谷!こいつがヘタレで自分の身も守れねぇから仕方なく付いてるだけだ!」 「な…なんだとぉ!!テメェみたいな狂暴ゴリラと違って俺は繊細なんだよっ!」 「まぁまぁ…」 英祐スマイルで間に入り仲裁した ……こんなヤツに告白したかと思うと自分が許せねぇ!! …ホントにムカつくっ!!
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