≪ 好きだ ≫

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校門まで着きキャッキャと騒ぐ賑やかな女子の声に前方を見ると… 内海先生が…立っている… ……こわい… 南雲の後ろに隠れるとそっとシャツを掴んだ 「桐野…大丈夫か?」 英祐にも聞こえないくらい小さい声で囁く… 「………ん…」 軽く微笑んで応えたけど…怖くてたまらない 南雲のシャツを握る手が微かに震えた… 「桐野…約束しろよ!教育実習終わるまで絶対一人で行動するな!!」 「…え?」 俺にだけ聞こえるように囁く…
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