≪ 好きだ ≫

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……南雲… 心配そうに見つめたけど何事もなかったかのように席に着く… すると南雲の硬派仲間たちが早速 南雲を取り巻き笑いながら話を始めた… 「……………。」 やっぱり学校では…いつもの距離… 俺を見つめることも微笑むこともありはしない… 昨日南雲に抱き締められたのが夢みたいだ… 回りの仲間と仲良さげに笑う南雲を羨ましそうに見つめた …いいな…俺もあの輪に入りたいな… 入学してからずーっと犬猿の仲でケンカばかりしてたんだから…今さら笑って話し掛けたらクラス中ひっくり返るよな…
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