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急に恐くなった…
この先生…なに考えてるのか分からない…
まさか南雲になにかする気じゃ…
「お…俺もアイツのこと…ムカついてるから……」
「そっ?」
南雲との仲を嫉妬されたらと思うと恐ろしくなる
ひとまず同調してこの話を忘れさせたかった…
「じゃあね…今日は翔平くんのクラス授業なかったもんね」
ニッコリ笑うとそのままトイレから出ていった…
先生が完全に去って行くのを確認するとやっとホッとしてトイレを出る…
教室へ向かっていると血相を変えた南雲が俺を見付けた
「桐野!!」
駆け寄ってくると俺に異変がないか調べるように見回している
一通り見回して異常がないのを確認すると一応聞いてきた…
「大丈夫か…?」
「…うん…」
ホントは大丈夫なんかじゃなかったけどダメだったワケでもないし…先生との事はひとまず黙っていた…
…すると…
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