≪ 好きだ ≫

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「おかえり…あっ!翔平くん久しぶりじゃん!」 「おっす!!さすが中坊成長期っ!ちょっと見ない間にデカくなったな?」 テヘッと照れたように笑うと英祐に2、3言葉を交わしてリビングへと姿を消した 「兄弟っていいよなぁ…俺も弟欲しかった…」 ポツリと囁くと笑って言葉を返す 「お前には弟より兄ちゃんの方が合ってるよ…」 「なんだよ?それ」 何も知らない子供相手のように頭をポンポンと叩いて微笑んだ 「お前に比べたら俺の弟の方がもっと大人だってこと!お前には頼りになる兄ちゃんの方が合ってるぜ」 「兄ちゃんなら姉ちゃんの方がいいよ…」 そして英祐に抱きつくとゴロゴロして甘えた 「えーすけ兄ちゃんなら大歓迎だけどぉ!!」 「コイツ…メッチャ可愛いぜ!!アニキって呼んでもいいぞっ」 笑いながら英祐の部屋へと向かった
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