≪ 好きだ ≫

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「あ…あのさっ!先生」 どうしたらいいか分からずに横から声を掛けた 「なに?桐野くん」 なんとか…南雲から話をそらさなきゃ… …なんとか…… 「俺…物理分かんないとこあって…教えてほしいんだけど…」 何言ってるのか自分でも分かんねぇ… でも今は話を変えなきゃ… そう言った俺を少し考えたような顔をして見ていたけどニッコリ笑って肩に手を回した 「いいよ…じゃ今から教えてあげるから教室行こうか?」 「はい…」 そう応えて行こうとする俺の腕をガシッっと力強く掴まれた…見ると当然納得がいかない南雲が物凄い形相で怒鳴る!!
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