≪ 好きだ ≫

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最初の30分は教壇に立って黒板に書き出し教えているけど残りの後半は教室中を歩き回って質問を受けている 「桐野くん」 突然声を掛けられて一瞬固まった 「さっき言ってた分からないとこってどこ?」 肩にポンっと手をかけると俺に密着するように顔を寄せてくる 「あ…えっと…」 困ってる俺の耳元で誰にも聞こえないように囁いた 「本当は嘘でしょ?」 ドキッ!! バレてる…俺の行動なんてお見通しって事か… 先生を睨むように見ると微笑んだまま更に囁いた
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