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チャイムがなって…10分遅れて教室へと戻ると真っ先に南雲の視線が突き刺さった…
「桐野!どうした?遅刻して」
担任の先生に言われてイヒヒっと笑って“生理現象です”とだけ伝えて席に着いた
南雲にもニヤリと笑って何もない事を伝える
4時限目も終わってお昼休憩!
「英祐!!腹へったぁ~早く食おうぜぇ」
「ちょっと待ってろよ!!飲み物買ってくるから!」
「早くぅ~腹へったぁ!!」
いつも通り明るく振る舞う…
ぜったい南雲に悟られちゃダメだっ!
もしこの事知ったらあのバカのことだ…絶対阻止して自分が退学することを選ぶだろう…
この俺がせっかく先生に頭下げたのだって水の泡になっちまうんだからな!
そうさ…これで全て丸く収まる……
…これが一番いい方法なんだ!!
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