≪ 好きだ ≫

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正門近くに行くと女子に囲まれた内海先生がいた 「やだぁ!先生どうしたの!?口の傷…」 傷跡はやっぱり残ってしまったみたいだ…気になって南雲を見上げると睨み付けるように先生を見ている 「準備室で棚の上にある物取ろうとしたら落ちてきて顔面に当たっちゃったんだ…ドジだろ?」 「そうなんだぁ~良かった♪誰かに殴られたのかと思っちゃったぁ!」 キャッキャと話す女子との会話に南雲の表情が変わった… 「どうした?南雲…なんかあった?」 白々しく聞くと困惑した顔をして黙っている 「早く教室行こうぜ!」 腕を引っ張ってその場から歩かせると黙って教室まで向かった… 先生は約束を守ったんだ……次は俺が約束果たさないと…な
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