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「……南雲が来たのは覚えてるけど……たぶんお前見て安心したんだろ…その辺りから酔いが回り始めたみたいだけど…」
「そうか…」
少しホッとしたように囁いた
「俺…なんかした?」
「べつにっ!!」
プイッとそっぽを向くと黙って座っている……全くなんなんだよっ!!
俺もプイッと顔を背けるとお互いの背中が当たった…
少し寄り掛かるようにもたれると南雲が落ち着いた声で話してきた
「お前…二度とすんなよ…こんな真似」
「…なら…ちゃんと見とけよ…目ぇ離さねぇで!」
そう言うとフッと笑って南雲も俺に寄り掛かってきた
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