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「ッテメ!!なんで黙ってたんだよっ」
「黙ってたのは俺の優しさだろ?お前素直じゃねぇから!」
うわぁぁぁ!!っとしゃがみ込むと髪の毛をグシャグシャに掻きむしっている
そんなに嫌がらなくても…
「だったらなんで死ぬまで黙っとかねぇんだよっ!!男なら一生黙っとけ!!」
「やだよ…!」
南雲と同じくしゃがみ込むと真っ直ぐに見つめて囁いた
「一生黙ってたら…お前一生言ってくれねぇじゃん…」
「…桐野…」
グシャグシャの頭をしながら俺を見つめている南雲に優しく微笑んだ…
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