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ここは小さな港町がある…ラミーク。
メディーアージュ国の中にある、ラミーク市。
町・国はそこそこの大きさであるが、諸国から見ればちっぽけなものだった。
だが、ちっぽけな島でも金持ちはいる。
~グランテーヌ家~
?『馨!?馨はどこだ!?』
あ~もぅ!うっさいなぁ…。
?『旦那様!お嬢様は先程散歩に行かれました。』
そぉそぉ!メイドさん達はよく騙される✨
?『散歩だと!?何故止めなかった!今日は大事な食事会がある!っと、言ったはずだろ!?』
あの人は本当に阿呆だな~(笑)
メイドさんに八つ当たりかよwww
今、僕……じゃなくて、うち…… あ~ぁ💢
慣れないなぁ…
私は 家にあるタンスの中から リビングで威張り散らしている 実の父…ヴラウン・ミラ・グランテーヌ…とメイドさんの様子を伺っています!
あっ!僕……チッ(私って言うの慣れてないの!)
私は 馨・ミラ・グランテーヌ
長い名前っしょ?(笑)
母親は日本人
父親は外人なんだ!
外人っても、父にも日本人の血は流れ出るけと!
そして、父はムカつくことに金持ち。
本当にムカつく。
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