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この世に存在する、命在<ア>るモノのすべては、無<ム>の世界から生まれ落ち、その生を終える時、無の世界へと生まれ来る。
この時、すべての“ミ霊”は、そこに住まう者から、三日だけ、その世界に留まる事を許され、たった一つだけ“種”を持ち出す事を許される。
そして、この世に生まれ落ちる瞬間、“種”は“み霊”に取り込まれ、生まれ落ちたその瞬間から“み霊”という苗床で“種”は芽生えだす。
その種の事をこの世界に生きる者は「ムの種」と呼ぶ。
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