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遥は興味をなくしたと思いきや、目を輝かせた。
「藤川さんもやっているのか……。なら私もやろうかな」
「その藤川を俺は負かしたんだけどな」
「白。寝言は寝てから言え。藤川さんのスナイピング技術にお前が勝てる訳がないだろう」
「酷ぇ……」
小さく呟いたが、遥が信じられないのも無理はない。
藤川の狙撃型のレーザーライフルでバグズを殺した数は世界一だ。
それほど凄い人に勝てた事は、正直俺自身も驚いている。
「勝ったのは本当だ。藤川は今回の大会にも出ていたからな」
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