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ー尚sideー
もう一つの学園……。
玖浪<クロウ>学園。
尚「…確か…迎えが来るはず…」
校門で待ってれば誰か来るといわれてたけど……。
来ない…。
尚「…どうし………あ…来た」
「すみません!遅れてしまいました!!」
三津木みたいな人が来たぁ…。
夜卯「私は生徒会副会長、高垣 夜卯<タカガキ ヨウ>です。佐久間 尚さんで、よろしいですか?」
尚「はい。佐久間 尚です。よろしくお願いします」
まんま、三津木が来たぁ。
外見が違うだけで、言葉遣いとか、雰囲気が一緒だ…。
さすが、似たように造られた学園の本家だな……。
ガサガサ
尚「……ん?」
夜「どうかしましたか?」
尚「い、いえ」
いま、茂みのほうで音が……。
尚「…………………」
俺らを人がビデオ撮ってる……。
そこをガン見していたら、口パクで…多分
非 王 道 あ り が と う
と、満面の笑顔鼻を押さえて親指を立ててこっちに向けた。
確か…………貢?かな?
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