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ー貢sideー
三「貢!待ってくださいっ!…貢!」
パシ
貢「…っ!……うわ!」
どっしーん!
三「…っぅ!」
貢「……ここ………空き室?」
三「…みたい……ですね」
ガムシャラに走ってたからわかんなかったや。
それにしても………
貢「……尚だよな?あいつ」
三「…はい?尚?尚が何です?」
帰ってきたなら何か連絡が来るはず……
俺らはいつもそうやってきた…
だから今回も……そうかと思っていた………
貢「…複雑だな」
三「…さっきから何を言っているのですかっ!意味が解りません」
貢「……真だ確信は付いてないから……はっきりしたら伝えるよ……今はそれより…ちょっと考えさして」
もし…もし………もう俺らの関係が無くなっているとしたら…
尚無しで生きていくのか?
ずっと一緒で
ずっと支え合ってきた
何があっても味方してくれてたから……何も心配してなかったけど
……もう、それが無くなったとしたら?
俺のもう一つの大切な者が無くなったら?
貢「…っ……俺はどうしたら良いんだよ……クソ。わかんねぇ」
三「…貢!」
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