B2―聖地―

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「くっアバラが二、三本いったか!」 まあ嘘だけどね。フヒッw 「年明けから痛いな俺」 とりあえず朝だ。 朝飯食いにいこう。 俺はアパートで独り暮らしをしている大学生だ。だから朝飯を食べるためには、自分で飯を作るか、何かを買うかしかない。 あっ、そういやこのアパートの前に新しいコンビニが出来たんだよな。 「……よし、コンビニ行こ」 俺は適当に身支度をして家を出る。 「おおう寒っ!」 雪ふってんじゃん。 そりゃ寒いわな。 コンビニ近くて助かった。 20Mほど歩き、コンビニに到着。 自動ドアが俺を歓迎するようにウィーンと開く。 ええと羅王は、と……あ、あったあった。 俺はお気に入りのカップラーメンとコーラを持ち、レジに向かう。 「ってあれ店員がいねぇ」 なんだよちゃんと仕事しろよな。 「あの!すいませ~ん!」 ……。 あ、あれ?返事がない。 「ちょっと、店員さん?」 さっきより大きな声で叫ぶが返事はこない。 数秒間、静寂が流れる。 そこで俺は気付く。 静かすぎる。 何か、嫌な予感がする。 俺は持っていた商品をレジに置いてコンビニを飛び出した。 ━━━━━━━━━━━━━ 【転】ユキノ
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