20人が本棚に入れています
本棚に追加
「くっアバラが二、三本いったか!」
まあ嘘だけどね。フヒッw
「年明けから痛いな俺」
とりあえず朝だ。
朝飯食いにいこう。
俺はアパートで独り暮らしをしている大学生だ。だから朝飯を食べるためには、自分で飯を作るか、何かを買うかしかない。
あっ、そういやこのアパートの前に新しいコンビニが出来たんだよな。
「……よし、コンビニ行こ」
俺は適当に身支度をして家を出る。
「おおう寒っ!」
雪ふってんじゃん。
そりゃ寒いわな。
コンビニ近くて助かった。
20Mほど歩き、コンビニに到着。
自動ドアが俺を歓迎するようにウィーンと開く。
ええと羅王は、と……あ、あったあった。
俺はお気に入りのカップラーメンとコーラを持ち、レジに向かう。
「ってあれ店員がいねぇ」
なんだよちゃんと仕事しろよな。
「あの!すいませ~ん!」
……。
あ、あれ?返事がない。
「ちょっと、店員さん?」
さっきより大きな声で叫ぶが返事はこない。
数秒間、静寂が流れる。
そこで俺は気付く。
静かすぎる。
何か、嫌な予感がする。
俺は持っていた商品をレジに置いてコンビニを飛び出した。
━━━━━━━━━━━━━
【転】ユキノ
最初のコメントを投稿しよう!