ワン

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季節は秋か冬かわからん今日この頃。 最近じゃ寒くて厚手の上着がほしくなってきた。 「なぁガイ。こいつら金になんの?」 「ならないかと思います。」 「やっぱりなぁ……。」 俺達はザ・田舎って感じの村に泊めてもらっていた。 そしたらザ・山賊な奴らが攻めてきて、これまたお決まりに一人の娘さんを攫っていった。 やれやれな感じで、山賊共をいつものお決まりパターンで跪かせて今に至る。 「白神……。」 「こ、殺されるのか?」 「ガクガクガク……。」 これまたお決まりに震えるやつら。 何故か助けた娘さんのスズや、勝手に着いて来たジュンゴまで泣きそうになっていた。
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