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二人を置いて、一人進む。
目的地は墓
そこに眠っているのは……
「久しぶりだね…」
涙は流れない。
”ボク”はそんな人間じゃないから
「こんな、再開になるとは思っていなかったよ…」
もしかしたら、あの半年間でそんな人間になれたのかと期待をしていたけれど…
宛は外れてしまった。
「約束…」
ボクは、悲しみにここへ来た訳でも
謝罪をする為にここへ来た訳でもない。
約束を果たしに来た。
「プラネットプラント-チェリーブロッサム-…」
彼女の世界は桃色に染まってくれただろうか……
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