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「うぐぉ!」
木に引っかかった…
首が絞まる…
「ぐべぁ!」
枝が折れ地面に落下する。
「…あ、アクアシーリング…」
水属性中級魔法で体力だけを回復する。
「いてぇ…」
…………
…………
痛みが引くまで待とうとしたけど
引く気配が全くない。
異世界にきて最初にこんな事になるなんてついてないな…
取り敢えず、周りを見渡してみる。
「一面の森か…」
確か、転生者が転生してくる森に送られた筈なんだけど…
場所が全く分からない…
「どうしようか…」
闇雲に歩いても見つからないだろうし…
「かと言って…」
何もしなかったら、何も進展しないからな…
どうしようか考えていると…
「そこに居るのは誰ですの!?」
後ろから誰かに声を掛けられた。
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