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えぇ着いて行ってますとも
空気に流されましたよ。
ってか少なくとも、この子供に着いて行けば町とかに着くことが出来るだろう。
だから、間違った選択ではない。
「なんとか言いなさい!さっきから黙ってばかりで」
……
「もしかして…言葉が通じていない可能性もありますわね…」
いえ、通じています。
いきなり、面倒なのに捕まったかもな…
ってか、まだ体が痛い…
休みたい…
「あら?貴方もしかして怪我をしていますの?」
「…え、あぁ…うん…」
と首を縦に振り肯定する。
「何故それを早く言ってくださらなかったんですの!」
うわぁ…
見ず知らずの子供に怒られた…
情けないな…
少女は突然、詠唱を始めた。
「ウォーターキュア」
傷の痛みが引いていく…
水の上級魔法とか…
何者だ…この少女…
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