4月
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曇り空の中、大学の校門へと向かい友人との待ち合わせをする。 周囲では特に女子新入生達のややもするとノイジーな浮かれた高い声が少々耳障りだった。 15分もすると春なのに黒の皮のジャケットに身を包んだ高校時代からの親友、石丸尚(いしまるなお)が悪びれることもなく登場。 「ナオ、おせえよ」 俺は怒るわけでもなく声をかける。 「いやーわりいわりい」 尚は遅れた理由も述べることもなく、笑顔を見せる。
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