35434人が本棚に入れています
本棚に追加
「大丈夫。ナナイにそんな気ははなかったとしてもね。きっと…これからも貴方のその考え方に救われる人は多い筈だよ。」
ナナイは冷酷非道ではなく、非常に情に厚い面を持ち合わせている。
ナナイは自分でわかってないが不幸な人間を放っておけない。
きっと、これからも助けようとして様々な事件に巻き込まれて辛い思いをしていく事だろう。
だが、負けずに生き延びて欲しいとナイアは思っている。
「辛い事、困難があっても大丈夫。ナナイには頼もしい仲間が沢山いるんだから!迷わず仲間に相談するんだよ。それがナナイの力なんだから!」
なんかナイアが、それっぽい事を言っている。
はっきり言って似合わない。
「私は不老不死だから、また会えるかもしれないよ。」
そして、永遠の別れフラグを建てやがった。
「長い間、生きてきたけど、私にとってこの2月間はキラキラ輝く宝石箱のような、そんな素敵な時間でした。」
これじゃあ…本当に永遠の別れみたいじゃないか。
「たくさん言いたい事があるけど、もう時間みたい。」
殆ど消えかけているナイア…最後の一言になるのだろうか…。
「最後に一つだけ、前に何でも願い事聞いてくれるって言ったの覚えてる?」
前にナイアを還元した時の見返りの事だろう。
「ああ!俺に出来る事なら何でもしてやるさ!」
これが最後なら…。ナイアの想いに俺は応えなければならない。
別れのキスを要求するとか…きっと甘い物だろう。
「じゃあ、必ず世界征服して私に捧げてね。ジークナナイ!あべし!!」
そう言って消えるナイア。
…甘くねええええ!!!
しかも最後の台詞…雑魚キャラが死ぬ時に叫ぶ奴じゃねえか!!
最初のコメントを投稿しよう!