ダンジョンを作ろう。

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世界征服に動き出す前にやらなければならないこと。 ・俺自身のレベル上げ ・ダンジョンの強化と経験。 ・そして名声。 これらを全て手に入れる方法。それは、ダンジョンを作る事。 うん…本来は最初にやる事なんだけどね! …どんなダンジョンを作ろうか?…。 しかし、何も案が浮かばない。 もう、いいや…地下1000階くらい作って全階層を迷路にすれば、道に迷って最下層まで辿り着けないっしょ。 たまに50階位落ちる落とし穴作れば死ぬっしょ。 いい案が浮かばず、だんだん投げ槍な思考になってくる。 1人でいい案が浮かばない以上、相談するしかない。 こんな時は常識人で優しいティナに相談だ。 牛乳に相談だって言うじゃん。巨乳だし似たようなもんだろ? 「…ダンジョン作りのアイデアですか?なぜ私に相談したのですか?」 …言えない。だいぶ適当な理由だもの。 「うーん…ご主人様の混沌属性を利用したらいいのでは?ステータスにボーナスつきますし。」 目から鱗とはこの事、なる程、混沌ダンジョンか…まるでわからん。 「そもそも混沌って何?火・水とかは、わかりやすいけどさ。」 「うーん?混沌とは、…なんかぐちゃぐちゃな感じですかね?すいません。力になれなくて…」 「いや…手掛かりは掴めた気がするよ。ありがとうね。」 ティナにお別れを告げて次に向かったのはカグラさん。 「おいドS。」 「どういう意味ですか?それ。」 不審な表情で俺を見詰めるカグラたん。 「混沌って何かを教えろ。」 「…急に現れて偉そうですね?私は忙しいんです。くだらない理由なら潰しますよ…ぴちゅんって。」 恐ろしくて思わず土下寝してしまいました。ぴちゅん!ってなんだよ!何の音だよ! 恐怖で思わず、謝ってしまったが…相手は俺の奴隷だぞ! …負けてたまるかあああ! 「ごめんなさい。調子こきました…。…許してちょんまげ!」 「…」 「…」 「…!」 ぴちゅん!\(^O^)/
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