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リュー「わかった!」
ユーリ「……わかった。」
賢い子達だ。
皐月「それでは魔力開放といこうか。まずはユーリからね。封印を解いたら魔力がでてくるからちゃんと制御してね。」
ユーリ「どう、やって?」
皐月「なんていえばいいかな。今回は暴走さえしなければいいから、でてきたモノをもう一度体に戻すようなイメージでやってみて。」
暴走しだしたら少し手伝うつもりなのは内緒だ。
私は甘いのかもしれない…。
皐月「それじゃあ、始めます。…万物の扉を開き真実をさらせ『マスターキー』」
鍵属性。これは解呪や封印解除に優れた属性だ。属性を持つ人が少なかったためか今や忘れ去られている。
ユーリ「っ!!…ぁ、うぁあああ!」
案の定暴走しかけてる。
けれどまだ手は貸し手はいけない。
皐月「ユーリ!気をしっかり持って!さっき言ったようにコントロールしなさい!」
ユーリ「ぐうぅぅ…!っはぁ
はぁ…!」
なんとか持ちこたえたみたいだ。
倒れこむユーリを支え水を飲ませる。
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