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「おはよ。」
「おはよ、今日早くない?」
毎日同じ時間に訪れる社内の喫煙所。
いつもはもう少し後にやってくるはずの奴が、すでにドッシリと腰を降ろして煙草を吸っていた。
『山口 晃(やまぐち あきら)』
私の相棒と呼ぶべき相手。
「俺昨日夜勤当番。」
「あれ?山口やったっけ??」
「いや、急遽NGでたから交代した。」
「そっか、お疲れさん。
で?もう大丈夫なん?」
そう言うと自信満々にピースサインを出していた。
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