第1話、星の力と変わる日常

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気絶している空を抱きかかえながら声をかける茜は野次馬として集まった生徒に空を助けてもらうように声をかけた。が、野次馬として集まった生徒たちは誰も手を差し伸べずそそくさと去っていき、茜は一人で気絶している空を保健室に連れて行った。 茜「失礼します。先生」 サラ「あら?どうしたの茜ちゃん、また空くんね。今日は何をされたのかしら?」 誠凛高校の大半の生徒や教師は先ほどの女生徒に逆らえば後の報復がわかっている為どんなに酷い事をされている所を見たとしてもスルーしてしまうが、この養護の先生だけは空と茜の唯一の味方だった。彼女は空が事あることに虐められて来たらすぐに治療してくれて悩んだ時も、解決してくれるための道標になるような悟りを言ってくれる先生なのである サラ「けどまあ空くんも大変ね。いつも目の敵にされてから。それを健気にささえる貴方もいつもご苦労さまね」 茜「いえ、空とは幼なじみだもん。私以外空、友達が少ないから・・・・」
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