15人が本棚に入れています
本棚に追加
ベッドで眠っている空の寝顔を見つめながらサラと話す茜だが出来るなら守ってあげたい。だけど空だって守られてばかりじゃ今後もずっとこのような事が卒業するまで続くのかなと茜は複雑な思いを抱いていた。そんな思いを抱いていた茜を感づいたのかサラは
サラ「茜ちゃん、空君は何もあなたに守って欲しいと思ってないはずよ。彼は強い子だもの。その証としてほら、空君はあの子達に屈していない。大抵の人は強い力に屈してしまうけど、空君は強い心を持っているから。だからそんなことを考えちゃダメよ。ねっ」
茜「は、はい！」
サラが言った悟りのおかげで茜の心の中にあったモヤモヤは取れて、そして気を失っていた空がようやく目が覚めて起き上がってベッドから出てふたりは保健室から出ようとしたらサラが二人にさっきの表情とはうって変わって太い声で
サラ「空くん、茜ちゃん。最近宇宙から凶悪なエイリアンによる連続事件が起きているから、気を付けるのよ」
二人「わかりました！」
最初のコメントを投稿しよう！