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それに比べて私はただのOL。
須佐は遠い世界の人になってしまった。
まぁ、高校を卒業してから一度も連絡取ってないけどね。
「……はぁ」
思わずため息がこぼれる。
私達はただの友達でどっちかが片想いしてるなんて事もなかった。
家への道のりを重い足取りで帰る。
大学に進学してその後就職。
平凡な人生のレールに乗ったもんだ。
「君が……旭?」
「?」
突然、名前を呼ばれた。
後ろを振り返ると。
「え」
どこかで見た事があるような金髪碧眼の外人さんが立っていた。
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