計画の時点で無謀な楽器演奏

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ライファはすこぶる不機嫌だった。 ドクから通信で『事情は後で説明するので、とにかく来てください』と言われ、事件が起きたのかと大急ぎで行ってみると、アジトは平和そのもの。 しかも入り口で大勢のチューリンたちに潰されたのだから、眉間に皺が1本や2本寄っていても不思議ではない。 寧ろ自然である。 ライファはイライラと腕を組み、ニコニコしているドロッチェ団面々を睨み付けた。
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