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『君への想い』
「君が好き」
その気持ちを伝えられずに
どれほど過ごしたことか
伝えてしまえば、すっきりするのかもしれない
でも…
今の関係が崩れてしまいそうで怖かった
ファンと声優
君が俺に見せるその笑顔
自分のものだけにしたい
そんな想いが体の中を駆け巡る
「君が好き」
その気持ちを伝えられたら、もうどうなってもいい
そう思ってしまう自分が嫌になる
なぜファンと声優として
出会ってしまったのだろう
声優とかアーティストとかそんなものがなければ
今すぐにでも伝えたい
純粋なこの想いを
絶えられない衝動
まったく違った俺たちがであってしまった
「君が好き」
「君が好き」
声優としてではなく一人の男として
「君が好きだよ」
end
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