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「高校入ってからさ、何故かみんな俺の事を避けるんだよね・・・。誰も話し掛けてくれないし、俺から話そうとしても、近づいただけで逃げて行くし。だけど、さっき上野さんが声を掛けてくれて、俺、めちゃめちゃ嬉しかったんだけど、突然だったから、どうしたらいいか分からなくって・・・。ごめんね！」
「え？あ、いや、私の方こそ、何かごめんね？」
今まで、東城くんには怖いイメージしか持っていなかったから、彼の優しい口調に私はまだ戸惑っていた。
そして、彼の次の一言にまたビックリしてしまったんだ。
「俺、みんなに嫌われているのかなあ？」
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