出会い
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男は聞き捨てならないことを耳にし思わず少女と同レベルの反論をしてしまう。しかしそこではたと我に返り、「……やめた」と呟いた。 「やめたやめた。めんどくせー」 いうなり立ち上がり、身を翻す。それから来た道を戻り始めた。さく、さく、と落ち葉を踏みしめ歩き出す男の背中に、少女の声がかかる。 『……帰っちゃうの?』 今までの威勢のいい声とは違う、寂しげな調子の声に、男は思わず足を止めた。
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