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俺は家に帰った後に、今日の出来事を思い出す。
機械栽培のことを思い出していると、
ふと名刺の話が頭を過ぎった。
《…そういや……
亜実さんの…名刺…
…連絡先貰ったんだっけ?》
俺は頭を掻いた。
「…まあ……
…仕事の相手にもなるかもしれないし、
こういう貰い方をしたなら…
連絡しないほうが失礼だな。」
俺は文面を考える。
まあ、当たり障り無くっという感じだ。
正直女性関係はそんなに得意じゃない。
というか…
…考えるのが嫌いだ。
どーしたほうがいいとか、
男のすべき振る舞いとか…
馬鹿じゃないか?
所詮、数年で変わっている。
どっちかといと女性の男性への支配欲が
高まっているんじゃないか?
まあ亜実さんが嫌いではないが。
…そうしていると返事が来る。
向こうも当たり障りのないお礼だな。
こうして俺は少し亜実さんと連絡を
取るようになる。
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