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「じゃあこの際、両方試してみれば?よかった方で続けるってことで!なんだよ、もう問題解決だな」
「いや…全く解決してないから…」
「陽向もさ、ちょっとチクッと痛いかもしんねえけど、ものは試しだからさ」
「またハルの話を聞いてねえし…第一それは俺の中で想定外だな…ハードルが高い」
真面目に返した陽向の答えに、裕典はまた楽しんでいるのか笑いを堪えている。
「そんなにヤれヤれって言うなら、裕典が試してやれよ」
「裕典じゃ無理!ピクリともしない」
「甘いな陽向!俺っちの黄金の指から繰り出される神業テクニック試す価値アリだぞ。なかなか男じゃ味わえないんだから。しかもタダで!」
「俺はハル以外は絶対にイ~ヤ!」
陽向の拒否っぷりに裕典は吹き出す。
「こりゃあ、ハルが折れるっきゃねえな。それで万事がOKだ」
「全然OKじゃねえよ!」
だけど、車の中の沈み澱んだ空気はなくなって気分的に明るく楽にはなったんだけどな。
裕典は俺と陽向を送ってくれると、今日の礼を言い帰っていった。
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今年もありがとうございました。
皆様に支えていただき、どうにかやってます。
来年もよろしくお願いいたします。
ええ正月迎えてくださいや。
蛸は今晩2時くらいやったかに国営放送であるふんどし男に向けて、待機中♪
2014年12月31日
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