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朝―――
「う～……んん……んばは…苦し…腹…」
「は？腹？」
熱烈モーニングチュウの真っ最中だった陽向は俺の太ももに座り、慌てたように俺のシャツをめくりあげる。
「あれ？今日は下腹が出て…」
どうやらポッコリしているようで『ここ』と手で撫でる。
「なっ！？出てねえよ」
「なんっか、今朝は座り心地が違うと思ったんだ。出てるって」
シャツを下ろそうとするのに、陽向が鳩尾の辺りで力一杯押さえてるから腹が剥き出しだ。
「あ～！朝の生理現象だろ？見ちゃいや～ん」
アダルトジョークでごまかしてみても
「俺が言ってるのはココ！朝の生理現象はココ！」
ブスッブスッと指で突き刺す。
冗談だってわかってるなら刺激を与えるなよ！
「朝の生理現象は今日は大人しいくらいだから…なあ、もしかして長らく便秘なのか？俺の夕飯がお通じ悪い原因とか…」
心配そうに腹を撫でている。
「大丈夫だって。俺は陽向のおかげで快腸だから」
「本当に？」
陽向はベッドから降り、俺の横に膝で立つ。
「ああ…陽向、おはよう」
「おはよう、ハル」
陽向がまた唇を重ねた。
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