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保健室に駆け込んだ私は保健の先生が居ないのをいいことに、勝手にベッドに上がり顔を枕に押し付け静かに泣き始めた
暫くすると先生が戻って来て保健室を追い出されてしまったので校舎の裏へ向かうことにする
ふらふらと校舎裏に着くとボロボロになった幼なじみの光一がいた
ちょっと、なんでそんなにボロボロなのよ…!?
「お前を騙してた奴のこと許せなかったからボコしといた。俺隣のクラスなのに着付けなくてゴメンな…?」
なによ
私を哀れんでいるの?
そんなの要らない!
私はその場を立ち去る
光一は少し寂しそうな顔をしていた
本当は少し嬉しかったんだ
でもそれすらも嘘のように思えてしまう
私はまた私が嫌いになった…
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