第一話「勇者アランと平和な世界」

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 はい、もう僕の精神力は今のでゼロですよ。 「うぅ……じゃあ、オルバーナでいいかな?」 「それでいいです。あと砂糖は二つで」  魔王よりも偉そうでずうずうしいですねオルバーナさん。 「すぐにお持ちしますね」 「あ……」 「何か?」 「なんでもない」  ヤナが飲み物をとりに行こうとした時に、思わず行かないでと言いそうになってしまった。  それだけ僕はオルバーナが苦手でこの短時間の間に更に苦手になった。 「それで、貴方は四世界会議に参加されるのですか?」
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